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2021.04.22 「記者・デスク・論説・部長」広報は新聞社の誰に話をすべきか

私がリクルートで広報を始めたばかりの頃は、新聞社の誰にネタをもっていけば記事にしてもらえるのか、あまりよく理解できていませんでした。

なんとなく「偉い人に話した方が記事化につながるのかしら?」なんて思ってしまいそうですが実際は違ったりします。今日は少しここについてお話をしたいと思います。

新聞社で記事に関わる方といえば、記者、キャップ、デスク、編集委員、部長、論説委員など実に様々な方々がいます。一体誰にネタをもっていけば記事化を狙えるのでしょうか。

ズバリ答えをいうと、基本は記者です。

記者といっても年齢も経験も幅広く、新卒でほやほやの若い方もいれば、色々な部署を歴任してきた20年キャリアの方などもいます。

様々な情報の中から自分で興味をもったことを取材し、記事を書くのが記者です。名刺を見れば、編集委員や部長など、役がついている方は役職が書いてあるので、何も書いてなければ記者だと思って大体まちがいありません。

企業が発信する新サービスや調査結果など、9割がたの情報は基本記者に伝えるのが良いと考えています。

残りの1割は何かというと、年に1回あるかどうかくらいの超大ネタなどについては、関係性があれば事前にデスクにアプローチをしてみて、事前にリークするなどして、相談してみても良いかもしれません。(リークについてはこちらをご参照ください1社リークを上手に使ってメディア露出する方法)

ちなみにデスクとは、記者達が書いてきた記事をチェックして加筆修正したり、掲載可否を判断したり、と記者の直属の上司にあたるような方です。基本は会社にいることが多く、基本自ら記事を書くことはありません。

ただ、たとえ記者が記事を書いてくれても、それを紙面やネットに掲載するかどうかはデスクが判断します。せっかく記者を口説いても、デスクを口説けなければその記事はお蔵入りになる可能性が高いわけです。
そうした意味で、デスクとも関係性を作り、自社サービスの業界インパクトや意味合いなどを伝えておけると長期的には強いと思います。

一方、部長(政治部・社会部・経済部など)や論説の方はどうでしょうか。特に強いリレーションがある場合は、そこからアプローチをする手もなくはないですが、彼ら、彼女らが直接詳細の記事を取材して記事にすることは無いので、多くの場合「記事になりそうか、部下の者にも話をしてみますよ」という反応で終わってしまうと考えられます。

私が求人広告営業をしていた時はよく「トップアプローチを狙え。社長と会話をしろ」と言われていました。
しかし、メディアと広報という関係においては、基本的には一番身近な記者とコミュニケーションをとることが大事になってきます。
記者と名刺交換をする機会があれば、ぜひ色々な話を伝えて、その記者の興味を探ってみることをおすすめします。